あなたの主治医はあなただけです

あなたのカラダのことがわかるのはあなただけです。

病院で検査を受けて異常があると病名を告げられ、病気になります。病気であれば、症状を緩和する薬を処方されます。

病院で病気と告げられたとしても、あなたのカラダのことまでわかっているわけではありません。なぜなら、異常な状態になるまでに様々な要因に対するカラダの反応が積み重なった結果”異常”な状態へとたどりつくその過程は、あなたにしかわからないからです。

病気のほとんどは、カラダの反応の積み重ねによるもので、病気ではないと私はおもいます。結局のところ、病気という概念は医療者が勝手につくりあげて命名している幻想にすぎず、病名をつけられたひとは病人であると思い込んでいるだけなんじゃないの？

様々なストレスに対するカラダの反応は、本来ニュートラルな状態に戻すべく気づかない間にカラダが動いてくれているものです。その反応が強すガタリ、元の状態に戻れないくらいバランスが崩れているときが、クスリや医療を求めるタイミングとなります。

カラダの感覚は無自覚な部分が多く、無意識の領域に隠されていて気づきにくいものです。あなたの主治医はあなた以外にはいないのだから、あなたがカラダの感覚に気づいてあげたいですよね。

あなた以外の他人があなたに病名を告げる必要はありません。病人である自覚はいりません。ただ、あなたがカラダの反応に気づいて少しづつ修正していけば整っていくもの。

バランスをくずしていることにあなた自身が気づくきっかけを手助けさせてくださいね。