更年期ってなんだろう？

更年期の時期には様々な不調症状があります

代表的なものは急にほてってくるホットフラッシュ

とくに上半身を中心にほてりがひどく、逆に腰や足は冷えることが多いです

また、めまいや動悸、頭痛、吐き気を伴うこともあります

気持ちが不安定になり、やる気がでにくい、気分がしずむ、イライラして抑えが効かない、など

寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めてしまい寝付けないなど

これらの症状は自律神経失調症状ともいえ、体温や脈拍の調節、気分の調整がうまくいかないようになります

自律神経失調症状は更年期の時期だけでなく、強いストレスにさらされ続けているときや、月経前の時期にも出やすいものです

自律神経は、興奮させる交感神経とリラックスさせる副交感神経で成り立ち、このふたつのバランスがとれるように調整されることがだいじです

更年期のころは、卵巣の働きが変化して、女性ホルモンの量が以前よりも少なくなりやすくなります

また、月経前には黄体ホルモンが増えて、からだのむくみや感情が不安定になりやすくなります

このようにホルモンの変動の影響で自律神経は不安定になりやすいのですが、同様に過度の疲労やストレスによっても同じような変化が起こりやすくなります

潮の満ち引きや月の満ち欠けとおなじようにホルモンは変動しており、その影響を感じながら生きているわけですから、いつも同じような体調でなくともあたりまえです

そのときどきの体調にあわせた暮らしをできれば良いのですが、職場、子育て、家事はなかなか融通がつかないことも多いと思います

体調がすぐれないときにたいせつなことは、やりたいことをやり、気が進まないことはやらずにおく、という優先順位をはっきりきめてしまうことではないでしょうか

やりたくないことはやらなくても良い、とみとめてあげることで、自律神経の乱れはずいぶんとおさまりやすくなります

クリニックとしてサポートできることは

お話を聞いて、優先順位をはっきりさせるカウンセリング

漢方などで、症状を和らげる

女性ホルモン補充療法の選択肢もありますが、なるべく頼らずにコントロールできればいいですね

当院オリジナルのよもぎ蒸しはからだを温め、心をリラックス、リセットさせるのでおススメです