不正性器出血が増えています

近頃は不正性器出血症状を訴える女性が増えてきた印象があります。年齢も20歳台から50歳台まで幅広く様々です。

不正性器出血を起こす原因としては、

風邪をひいたり、体調不良

疲れがたまっている、極度のストレス

急激な体重変化、激やせ、激太り

40歳台後半は年齢の影響

などが想定され、卵巣から出るホルモンがいつもより少ないときに不正出血症状が起きると思われ、女性ホルモンや黄体ホルモンを採血で調べることができます。

稀な原因として

子宮頚管ポリープ

子宮筋腫（粘膜下に発育するタイプ）

子宮体癌

など、内診やエコー検査で問題ないことを確認できます

新型コロナワクチン接種やコロナにかかることが不正性器出血を起こしやすいともいわれています。

対処方法として

出血量が多いようなら、中用量ピルを服用することでいったん出血を止め、月経をリセットして起こします。

毎月繰り返すようなら、低用量ピルやホルモン治療をしばらく継続することがあります。

疲れや緊張が強い状況であれば、よもぎ蒸しで体を温めてリラックスするようお勧めしています。